
「みなさんは、早起きは得意ですか?」
この問いに、約半数以上の人が「NO」と答えるはずです。
そして以前のわたしも、迷いなく「NO」と答えてたに違いありません。
早起きが健康にいいのはわかってるから、早めの時間にアラームをかけたのに結局いつもギリギリの時間まで寝てしまい、やるつもりだった洗い物や洗濯物はできないまま仕事へ…。
早起きを習慣化させることは容易ではありません。でも、早起きが習慣化するとメリットしかないのです。その習慣化させるコツと習慣化することで起きるメリットをお教えします。

准看護師歴10年、皮膚科歴8年目に突入!培ってきた皮膚科の医療と大好きな美容をかけあわせて発信していきます。軽い運動1~2時間を週3回するようになってから睡眠の質が向上中の30歳
早起きがもたらすメリット
早起きをすると、脳から心をおだやかに保つ神経伝達物質である「セロトニン(幸せホルモン)」が分泌されます。このセロトニンは朝の光を浴びることで活動を高める働きがあります。
また、朝の光をキャッチすることで、生体リズムをきちんと刻むことができます。
パフォーマンスの向上

早朝は外も家の中も静かな時間であるため、集中しやすくなります。この時間を活用して、勉強したり家事をしたりすることで普段よりも生産性を向上させることができます。
わたしは早起きをして、勉強の時間にあてつつ朝ごはんを必ず食べるようにしました。バナナやプロテイン、食パンなど手軽につまめるものですが、早起きができなかったときは朝ごはんを食べる時間すら睡眠にあてていました。朝ごはんもとるようになり、さらに集中力と仕事のパフォーマンスが向上しました。
心に余裕ができる
仕事から帰ってご飯とお風呂を済ませ「さぁゆっくりしよう!」と思って時計をみると、あっという間に22時をまわっていたりすることが多いです。だからわたしは、ボディークリームを塗りながらマッサージをしたり、スキンケアをより丁寧にしたり、読みかけていた本を読んだり。夜にはできないことを早起きをして朝の時間にするようにしています。
自分自身に向き合う時間をつくることで、心身のケアや健康のサポートをすることができます。
早起きは睡眠の質を高める
早起きをしてゆっくりと自分の時間をつくる習慣ができると、睡眠の質もあがります。睡眠の質があがることで、肌を美しく維持することもできます。
※睡眠不足は、集中力や注意力を低下させるうえに、イライラやストレスなどの気分の変化をひき起こしやすくなります。免疫機能が低下し感染症や風邪にかかりやすくなり、さらに長期的な睡眠不足は心血管リスクを増大させる可能性があります。
皮膚細胞の修復
睡眠中、成長ホルモンが細胞の修復と再生に取り組みます。十分な睡眠を確保することで、皮膚のダメージが修復され、新しい細胞が生成されるため、肌の治安がたもたれます。
睡眠中に美肌になれる
成長ホルモンのほかにも、コラーゲンやヒアルロン酸の合成をサポートするために重要な働きをする「女性ホルモン」があります。良質な睡眠をとることで、この女性ホルモンが増加し、肌ツヤをたもってくれたり健康を支えてくれます。
また、睡眠中は体の水分を均等にたもち肌の保湿を促進するため、乾燥肌の改善にも寄与します。
早起きを習慣化させるには?

- 湯船につかる(リラックスできる入浴剤をいれてもOK)
- 寝る前にホットドリンクをのむ
- マットレスや枕を快適なものに見直してみる
- 日中に運動をとりいれる
- 寝室の環境(温度、静寂さ)をととのえる
- ベッドに入ったらスマホ画面はみない
- アラームを手の届かないところに設置する
- SNSをつかって早起き仲間をつくる(家族や友人で起こしてくれる人を探すのもあり)
- ミッションをクリアしないとアラームがとめられないアプリをつかう
早起きと良質な睡眠が心にも体にもいいことはわかっていても、行動するとなるとなかなか難しいですよね。
人は習慣が定着するまでに約21日間かかると言われています。これを、「インキュベートの法則」といいます。この21日間は辛い日もあると思いますが一緒に乗り越えていきましょう!
まとめ
早起きって習慣化さえできるようになれば難しいようで意外と簡単なものだったりします。ちょっと早起きをがんばるだけで心と体が若返り、コストパフォーマンスもあがるなら一石二鳥、いや、一石三鳥ですよね!
いつもよりほんの少し早起きをすれば日常生活が充実し、人生の健康と幸福に影響をもたらすことが立証されているので、ぜひあなたにもチャレンジしてみてほしいです。
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